愛知県犬山市にある国宝・犬山城。その麓に、ひときわ鮮やかなピンク色に染まる神社があるのをご存知でしょうか。
SNSでも話題の「三光稲荷神社(さんこういなりじんじゃ)」は、壁一面に飾られたハート型の絵馬がかわいすぎると評判のスポットです。
でも、ただ「映える」だけの場所だと思ったら大間違い。
実はここ、良縁を結ぶだけでなく、お金を洗うと何倍にもなって返ってくるという「倍返し」の金運信仰まである、すごいパワースポットなんです。
この記事では、ハート絵馬の正しい書き方や、意外と知られていない銭洗いの作法、そして周辺の楽しみ方まで、現地に行く前に知っておきたい情報をたっぷり紹介します。
恋もお金も欲張りに叶えたいなら、次の休日は犬山へ出かけてみませんか。
犬山城の麓にある「三光稲荷神社」とはどんな場所か
犬山城へ向かう坂道の途中に現れる、朱色の鳥居とピンクのハートたち。
初めて訪れる人は「ここ、本当に由緒ある神社なの?」と驚くかもしれませんが、心配はいりません。
三光稲荷神社は、歴史ある城郭を守り続けてきた由緒正しき守護神であり、地元の人々からも厚く信仰されている場所なんです。
まずは、この神社が持つ本来の姿と、なぜこれほどまでに女性たちの心を掴んでいるのか、その秘密に触れてみましょう。
国宝・犬山城を守り続けてきた歴史ある守護神
三光稲荷神社の歴史は古く、かつては犬山城主である成瀬家の守護神として大切にされてきました。
ご祭神である「宇迦御魂大神(ウカノミタマノオオカミ)」は、穀物の神様として知られ、商売繁盛や家内安全のご利益があるとされています。
戦国時代から続く犬山城の歴史と共に歩んできたこの神社は、城下町の繁栄を見守り続けてきた、とても力のある場所です。
一見すると現代的なかわいらしさが目立ちますが、境内に足を踏み入れると、背筋が伸びるような厳かな空気もしっかりと感じられますよ。
ピンク一色の光景が話題を呼ぶ「縁結び」の聖地
三光稲荷神社を一躍有名にしたのが、境内にある「姫亀神社(ひめきじんじゃ)」です。
ここには、男女の良縁や家庭円満の神様である「大宮女大神(オオミヤノメノオオカミ)」が祀られています。
この神様にあやかり、ピンク色のハート型絵馬に願いを託す人が増えたことで、現在のようなピンク一色の光景が生まれました。
「素敵な人と出会いたい」「今の彼とずっと一緒にいたい」。
そんな切実な願いが込められた数え切れないほどの絵馬は、見ているだけで恋愛運が上がりそうなパワーに満ちています。
女性やカップルが多く訪れる明るく開放的な境内
神社の境内はとても明るく、開放的な雰囲気が漂っています。
着物を着た女性グループや、デートで訪れたカップルの姿が多く、神社特有の「堅苦しさ」はほとんど感じません。
写真撮影を楽しんでいる人も多いので、初めての参拝でも気後れすることなく過ごせるのが嬉しいポイントです。
もちろん、マナーを守ることは大切ですが、笑顔で願い事をしたり、写真を撮ったりして楽しむことこそが、この神社らしい参拝スタイルといえるでしょう。
ピンクのハート絵馬に願いを込めて良縁を結ぶ
三光稲荷神社に来たからには、やっぱりハート絵馬を書かずには帰れません。
ピンク色のハートに「縁」という文字が書かれたこの絵馬は、恋愛成就の強力なアイテムです。
「どこで手に入れるの?」「どう書けば願いが叶うの?」といった疑問を解消して、あなたの願いをしっかりと神様に届けましょう。
「縁」の文字が入った絵馬を入手する場所と価格
ハート絵馬は、境内の入り口近くにある社務所(授与所)でいただくことができます。
価格は1枚500円。
ピンク色のハートの中央に、金色で「縁」と大きく書かれているのが特徴です。
社務所にはサインペンも用意されているので、筆記用具を持っていなくてもその場ですぐに書くことができます。
人気すぎて混雑していることもありますが、焦らず順番を待って、運命の1枚を受け取ってくださいね。
恋愛成就だけじゃない!具体的な願い事の書き方
絵馬を手に入れたら、裏面に願い事と自分の名前(イニシャルでも可)を書きます。
ここで大切なのは、できるだけ「具体的」に書くことです。
ただ「幸せになれますように」と書くよりも、神様に伝わりやすい書き方があります。
- 出会いが欲しい場合: 「〇〇のような価値観を持つ、誠実なパートナーと出会えますように」
- 片思いの場合: 「〇〇さんとの距離が縮まり、笑顔で話せる機会が増えますように」
- カップルの場合: 「お互いを尊重し合い、来年の記念日も二人でここに来られますように」
ぼんやりとした願いではなく、自分がどうなりたいのかを明確にイメージしながらペンを走らせてみてください。
写真を撮るなら絵馬が壁一面に並ぶトンネルで
書き終えた絵馬は、専用の絵馬掛けに奉納します。
三光稲荷神社の絵馬掛けは、まるでトンネルのように壁一面にハートが並んでおり、ここが一番のフォトスポットになっています。
自分の絵馬を結んだら、その前で記念撮影をするのが定番です。
ピンクの背景は肌をきれいに見せてくれる効果もあるので、素敵な一枚が撮れるはずですよ。
着物を着て後ろ姿で撮ったり、絵馬を顔の近くに持って撮ったりと、自分らしい構図で思い出を残してください。
「倍返し」のご利益を狙う銭洗いの正しい作法
三光稲荷神社のもう一つの目玉が、「銭洗い」です。
境内にある「銭洗稲荷神社」の御神水でお金を洗うと、なんと「何倍にもなって返ってくる」と言い伝えられています。
縁結びだけでなく、金運アップも狙えるなんて嬉しいですよね。
正しい手順を知って、しっかりと福を招き入れましょう。
境内にある「銭洗稲荷神社」で金運アップを祈願する
本殿のすぐ近くに、湧き水が流れる「銭洗池」があります。
ここには、お金にまつわる神様が祀られており、清らかな水がお金の垢(あか)を落とし、金運を蘇らせてくれるとされています。
「倍返し」という響きに惹かれて、多くの参拝者がここでお金を洗っています。
まずは社務所で受付をして、銭洗いの準備を整えるところからスタートです。
社務所でザルとロウソクを借りてから行う手順
いきなり池でお金を洗うのではなく、まずは社務所で「銭洗いセット」を受け取ります。
100円を納めると、小さなザルとロウソクを渡してくれます。
手順は以下の通りです。
- 献灯する: 受け取ったロウソクに火を灯し、指定の場所に立てて神様に挨拶をします。
- お金をザルに入れる: 洗いたい硬貨やお札をザルに入れます。
- 御神水をかける: 備え付けの柄杓(ひしゃく)で水をすくい、ザルに入れたお金に優しくかけます。
- 清める: ジャブジャブ洗うというよりは、水をかけて清めるイメージで行います。
硬貨だけでなくお札も洗って清めることができる
「お札を水で洗っても大丈夫なの?」と心配になるかもしれませんが、大丈夫です。
お札の場合は、全体を水に浸す必要はありません。
端っこに少し水をかけるだけでも、十分に清めの効果があるといわれています。
もちろん、濡れたお札は破れやすいので、扱いには注意が必要です。
ハンカチやタオルを用意しておき、洗った後はすぐに水分を拭き取って、乾かしてから財布に戻しましょう。
洗ったお金はどうする?運気を循環させる使い方
きれいに洗ったお金、あなたならどうしますか?
「お守りとしてずっと財布に入れておく」という人も多いですが、実はもっと良いとされる使い方があります。
お金は天下の回りもの。正しく使うことで、さらに大きな運気を呼び込むことができるんです。
財布の奥にしまい込まずに「生き金」として使う
銭洗いで清めたお金は、ずっと持っているよりも「有意義なことに使う」のが吉とされています。
これを「生き金(いきがね)」として使うといいます。
お金を使うことで世の中に福を回し、その結果として自分の元に倍になって帰ってくるという考え方です。
| おすすめの使い方 | 理由 |
| 宝くじを買う | 夢を買うことでワクワクする気持ちにお金を使う |
| 投資や貯金 | 将来のために増やすための種銭にする |
| 大切な人への贈り物 | 感謝の気持ちを伝えることで、良い人間関係を築く |
| 自分への投資 | 資格取得や本を買うなど、自分の成長に使う |
宝くじや投資など未来につながるものに使う
特に人気なのが、洗ったお金で宝くじやスクラッチを買うことです。
「倍になって返ってくる」というご利益を直接的に願うアクションですね。
また、新しい財布を買う時の一部に充てたり、投資の最初の資金にしたりするのもおすすめです。
未来の豊かさにつながるような使い方をすることで、お金も喜んで働いてくれるでしょう。
大切な人へのプレゼントに使って福を分ける
自分だけのためでなく、誰かのために使うのも素晴らしい方法です。
家族やパートナー、友人にちょっとしたプレゼントを贈ったり、食事をご馳走したりしてみましょう。
「福分け」をすることで周りの人も笑顔になり、そのポジティブなエネルギーが巡り巡って、あなたにさらなる幸運をもたらしてくれます。
洗ったお金を使う時は、「行ってらっしゃい、友達をたくさん連れて帰ってきてね」と心の中で唱えてみてくださいね。
重さで願いを占う「おもかる石」に挑戦してみる
拝殿の横には、「おもかる石」と呼ばれる不思議な石が置かれています。
これは、自分の願いが叶うかどうかを、石の重さで占うことができるものです。
誰でも自由に試せるので、参拝のついでにぜひチャレンジしてみましょう。
拝殿の横にある石の前で心を静めて願う
おもかる石は、燈籠(とうろう)の前に置かれています。
まずは石の前に立ち、心を落ち着かせます。
そして、石に向かって一礼し、叶えたい願い事を具体的に心の中で念じます。
次に、その石を持ち上げる時の重さを予想してみてください。
「これくらいかな?」と想像してから、いざ石を持ち上げます。
予想よりも軽く感じるか重く感じるかで判定する
判定の方法はとてもシンプルです。
- 予想より軽く感じた場合: 願いは叶いやすい(吉)
- 予想より重く感じた場合: 願いが叶うには努力や時間が必要(難)
持ち上げた瞬間の感覚がすべてです。
「あれっ、軽い!」と思えばガッツポーズ。「うわっ、重い……」と思ったら、少し気合を入れ直す必要があるかもしれません。
結果にとらわれず努力するための指針にする
もし石が重く感じても、落ち込む必要はありません。
「今はまだ時期ではない」「もう少し努力が必要だよ」という神様からのアドバイスだと受け取りましょう。
逆に軽く感じたなら、「このまま進めば大丈夫」という自信を持って行動すれば良いのです。
あくまで占いですから、結果に一喜一憂しすぎず、自分の背中を押してくれるきっかけとして楽しんでくださいね。
境内社の「猿田彦神社」で道開きのパワーをもらう
三光稲荷神社の敷地内には、もう一つ忘れてはならない神様がいます。
それが「猿田彦神社(さるたひこじんじゃ)」です。
ハート絵馬や銭洗いに注目しがちですが、ここもしっかりお参りすることで、さらに運気がアップします。
物事の始まりや進路に迷った時に頼れる神様
猿田彦大神(サルタヒコノオオカミ)は、「道開き」の神様として有名です。
人生の岐路に立った時や、何か新しいことを始めようとしている時に、正しい方向へ導いてくれるといわれています。
就職、転職、結婚、引越しなど、進むべき道に迷っているなら、ぜひここで手を合わせてみてください。
縁結びと合わせて参拝することで人生を切り開く
縁結びの大宮女大神と、道開きの猿田彦大神は、実は相性抜群です。
一説には夫婦神として祀られているとも言われています。
- 大宮女大神: 良いご縁を結ぶ
- 猿田彦大神: そのご縁が続く未来への道を切り開く
この二つの力を合わせることで、出会った縁をしっかりと人生のパートナーシップへと繋げることができるでしょう。
良縁祈願の後は、その先の幸せな未来のために、猿田彦神社へも足を運ぶのがおすすめです。
三光稲荷神社とは別に用意された御朱印をいただく
御朱印集めをしている人にとって嬉しいのが、ここでは「三光稲荷神社」と「猿田彦神社」の2種類の御朱印がいただけることです。
それぞれ別の神様ですので、社務所でお願いすれば両方の御朱印を授与してもらえます。
参拝の証として、二つの神様のパワーを持ち帰ってみてはいかがでしょうか。
かわいい御朱印帳と授与品を持ち帰る
三光稲荷神社は、授与品のかわいさでも人気を集めています。
特に御朱印帳は、「これ目当てに来ました!」という女性がいるほど素敵なデザインなんです。
ハート柄やピンク色を基調とした人気の御朱印帳
こちらの御朱印帳は、神社のシンボルともいえる「ピンク」や「ハート」をあしらったデザインが特徴です。
パステルカラーで女性らしく、持っているだけで気分が上がるようなかわいらしさがあります。
神社らしい厳格なデザインの御朱印帳も素敵ですが、こうしたポップなデザインなら、御朱印巡りがもっと楽しくなりそうですよね。
参拝の証として「三光稲荷」の墨書きをいただく
御朱印帳を購入したら、ぜひその場で御朱印を書いていただきましょう。
力強い筆致で「三光稲荷神社」と書かれ、朱色の印が押されます。
かわいい表紙と、伝統的な墨書きのギャップもまた魅力的です。
御朱印は神様とのご縁の記録ですので、大切に保管してください。
縁結びのお守りや金運グッズをお土産にする
お守りの種類も豊富です。
ハート型の縁結び守りや、銭洗いにちなんだ金運守りなど、目的に合わせて選ぶことができます。
自分用にはもちろん、友達へのお土産としても喜ばれるでしょう。
小さくてかわいいお守りは、バッグやポーチに付けて、いつでも神様のパワーを感じていられますよ。
犬山城下町からのアクセスと周辺の楽しみ方
最後に、三光稲荷神社への行き方と、周辺のお楽しみ情報をチェックしておきましょう。
犬山は城下町の散策も魅力の一つなので、ルート選びも重要です。
名鉄犬山駅から城下町を散策しながら向かうルート
三光稲荷神社への最寄り駅は、名鉄「犬山遊園駅」か「犬山駅」です。
| 駅名 | 徒歩時間 | ルートの特徴 |
| 犬山遊園駅(西口) | 約12分 | 木曽川沿いを歩く、景色が良い最短ルート |
| 犬山駅(西口) | 約20分 | おすすめ! 城下町のメインストリートを通る賑やかなルート |
時間を節約したいなら犬山遊園駅ですが、観光を楽しみたいなら断然「犬山駅」がおすすめです。
犬山駅から続く「本町通り」は、古い町並みが残る城下町のメインストリート。
ここを歩いていけば、自然と三光稲荷神社の前にたどり着きます。
着物をレンタルしてレトロな町並みと神社を楽しむ
犬山城下町には、着物や浴衣のレンタルショップがたくさんあります。
レトロな町並みと着物は相性抜群。
そして何より、三光稲荷神社のピンクの鳥居やハート絵馬の前で写真を撮るなら、着物姿が最高に映えます。
友達や恋人と一緒に着物に着替えて、非日常の気分で参拝を楽しんでみてはいかがでしょうか。
参拝後に立ち寄りたい城下町の食べ歩きグルメ
お参りの後は、城下町での食べ歩きも外せません。
かわいらしい見た目の「恋小町だんご」や、香ばしい香りがたまらない「五平餅」、飛騨牛の握り寿司など、魅力的なグルメが目白押しです。
神社で心を清め、美味しいものでお腹を満たす。
そんな贅沢な休日が、犬山なら叶います。
まとめ:三光稲荷神社で恋も金運も引き寄せる
三光稲荷神社は、かわいい見た目の中に、確かな歴史と強力なご利益を秘めたパワースポットです。
良縁を願う人も、金運を上げたい人も、ここに来ればきっと前向きなパワーをもらえるはずです。
- ハート絵馬: 具体的な願いを書いて、絵馬のトンネルで写真を撮る。
- 銭洗い: ザルとロウソクを借りて、お金を清める。「倍返し」を信じる心で。
- お金の使い方: 洗ったお金は「生き金」として、未来や人のために使う。
- おもかる石: 重さを予想して運試し。重くても努力のきっかけにする。
- 猿田彦神社: 道開きの神様にもお参りして、人生の迷いを晴らす。
- アクセス: 犬山駅から城下町を散策しながら向かうのがおすすめ。
次の週末は、ピンクのハートに囲まれて、あなたの運命を動かす一日を過ごしてみませんか。